我われの「いのちの根源」のご先祖さまが眠るお墓。
そのお墓は代々にわたって大切にまもられ供養し、受け継がれてきました。
けれども、近年では少子化や核家族化が進み、お墓の継承に不安を感じる方が増えてきました。
継承し、供養する方がいなくなってしまったお墓の仏さまは、「無縁ぼとけ」さまになってしまいます。
大切なご先祖さまのお墓参りもせず、ご供養もせず、そのまま放っておくというのは、なんとも、やりきれない思いがすることでしょう。
そういう気持ちに応えてくれるのが「永代供養墓」です。
「永代供養墓」とは、
お寺が永代にわたって
管理とご供養をさせていただくお墓
です。
永代供養墓は、色いろな意味で時代のニーズに即応した
「現代人のための新しいお墓」
のかたちなのです。
新井寺の永代供養墓は、平成20年の春彼岸に完成しました。
六角形の塔の上にストゥーパを重ねたかたちの「納骨塔」、その手前に観音さまをおまつりしています。
納骨塔のまわりには、「ミニ墓石」をおまつりするようになっています。
お線香とお花をおそなえする「おまいり壇」、そのとなりに「納経塔」もつくりました。
「おまいり壇」は、観音さまの前につくりました。
お花とお線香をお供えすることができます。
大本山永平寺七十八世 宮崎奕保禅師様ご親筆の「般若心経」を 刻みました。
永代供養墓におあずかりした仏さまは、
「ミニ墓石」に、お一人おひとりのご戒名を彫り、
おまつりします。
おまいり壇のとなりに、「納経塔」をつくりました。
納経塔は、合掌の手のひらのなかに、「空(くう)」と刻まれた宝珠(ほうじゅ)
を包み込むようなかたちをしています。
納経を希望される方は、あらかじめ、お寺へご連絡をお願いします。
永代供養墓へは、いつでもおまいりいただけます。
おあずかりした仏さまは、毎朝のお勤め ・ 春秋のお彼岸法要(春分の日 ・ 秋分の日 午前11時から) ・ お盆のお施餓鬼法要(7月16日 午前11時から)において、ご供養をいたします。
ご希望により、年回ご供養、お塔婆供養などもお勤めさせていただきます。